歯槽膿漏は予防できるか

歯槽膿漏は予防できるか

歯磨きをしていたら歯茎から血が出る、歯が伸びたような気がする、など歯の悩みがあるのなら歯槽膿漏の可能性があります。高齢になっても健康的な生活を送るには、自分の歯を保持することが大切です。平成元年当時の厚生省が80歳になっても自分の歯を20本以上保持しましょう、という趣旨で8020運動を提唱しました。この運動は現在でも継続されていますが、歯槽膿漏を発症すると最悪の場合、抜歯が必要になります。歯槽膿漏は中高年以降になると罹患率が非常に高くなります。しかし予防出来ない病気ではありません。正しいケアの方法を実践すれば、年齢に関係なく自分の歯で食事を楽しみ続けることが出来ます。

 

歯槽膿漏を予防するには歯周病にならなことです。歯垢が付いたままの歯を長時間放置すると、口の中にある細菌の餌となり、歯茎に炎症を起こします。ケアを怠って放置すれば膿や痛みが起こって歯槽膿漏を発症します。予防するには丁寧な歯磨きです。柔らかめで毛先の長いブラシで、歯間・歯と歯茎に食べ物のカスが残らないように磨きます。少しでも残ってしまうと歯垢や歯石がで出来る原因になります。また歯ブラシで磨くだけでなく、歯間ブラシ・糸ようじ・マウスウォッシュを併用すれば、ブラシだけでは届きにくい部分がきれいに出来ます。ただしつまようじは歯肉へのダメージが大きいので、歯間以外には使わない方が良いでしょう。

 

歯磨きはタイミングも重要で食後すぐにはしないことです。出来れば30分くらい置いてから磨くのが理想です。予防効果が高い方法は歯医者での定期健診です。虫歯や歯周病の心配がなければ3か月程度に1回、歯茎に心配があ場合に1か月程度に1回通うのが理想です。歯や歯周ポケットのチェック、歯垢と歯石のクリーニングを受けることで、歯槽膿漏にかかるリスクが低くなります。